微細レーザーでここまで出来る!
細部を超えた細部を
表現する日新の職人技術
微細レーザー加工機の能力を試す意味でも、どれだけ細かい文字ができるかに挑戦しました。粉末造形機「SINTER STATION 2500PLUS」で生成したフレームに、微細レーザー加工機「LM-505」で金属素材(SUS304 1/2H、板厚 0.2mm)に細かな加工を施した試作品です。
製作DATA
- 使用技術/レーザー加工、樹脂加工
- 素材/SUS304 1/2H、t0.2 t2.0
- 加工日数/40分
- 使用設備/微細レーザー加工機、粉末製造機
工程
SUS304 1/2H、板厚 0.2mmを
微細レーザーで精密に切断
- 1.
- CAD-CAM(3D)(2D)でモデリングデータを製作します。
- 2.
- 金属箔を格納するフレームは、粉末造形機「SINTER STATION 2500PLUS」で生成します。
- 3.
- 微細レーザー加工機「LM-505」によって、0.2mmの感覚でNISSINの文字を一気に刻んでいきます。加工時間 40 分という短時間で仕上げています。
- 4.
- 完成しました!
-
ここが技ありポイント!
CAD で描かれた設計図面通りにコンピュータで制御されているので、0.2mm 以下の間隔にも関わらず、加工時に割れたり、欠けたりすることなく、高い精度で仕上げることができます。
使用設備
粉末造形機「SINTER STATION 2500PLUS」
この粉末造形機は3Dで生成していくため、機能部品も直接造形できます。粉末焼結積層造形技術として、今後の活用が期待されています。
微細レーザー加工機「LM-505」
0.01mm という金属箔の切断と直径 0.1mm の極細の穴あけを得意とする高精度微細加工レーザー切断機です。企業様からご依頼いただく部品などの試作品の中でも、特にエッチング試作や平版の精密レーザー加工を必要とする試作品づくりに活躍しています。
※参考動画はこちら
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私がつくりました
製造部/片山
「微細な加工が当社の得意技です。私共に、おまかせください」