みなさん子供の頃にロマンを感じた昆虫はありますか?待ってください。当てて見せます。
ずばりカブトムシじゃないですか?
わかります。スーパー戦隊ならカブトムシは間違いなくレッドでしょう。戦隊ごっこをするなら最初にじゃんけんで奪い合いが行われる存在であるレッドこと永遠の昆虫界主人公カブトムシ。
しかし待ってください。カブトムシ以外にも魅力的な、いやカッコよさでは上回っている存在がいます。スーパー戦隊でもレッドよりもブルーの方がビジュアルは良かったなんてこともありますよね。なんならブルー的な立ち位置で人気が出た方が名脇役としてスピンオフで主役を張れたりして色々と便利な使い方が出来ます。例えばジョジョの奇妙な冒険で名脇役だった岸辺露伴を主人公に据えた「岸辺露伴は動かない」シリーズもすごい人気じゃあないですか。
そしてそんな大役を昆虫界で任せるのであればどう考えてもクワガタムシしかいない…!
うーん。かっこいい! 昆虫界で名脇役だけを集めたドラマを撮るなら真っ先にクワガタは内定するでしょう。
そんなクワガタを弊社有志でインテリア(キーホルダー)にしてみました!
それでは製作過程をお見せしましょう…!
まずこちらのファイバーレーザー加工機で真鍮の板をヒラタクワガタの形にカットします。
レーザー担当のHさんがヒラタクワガタの形にカットするようプログラミングを行います。
出来立てほやほやの二次元ヒラタクワガタです。ちなみにヒラタクワガタの名前の由来は平べったい体形をしているからだそう。今が一番平べったいのでこの状態を”シン・ヒラタクワガタ”と名付けましょうか。
それではこのシン・ヒラタクワガタを金型を使って立体にしていきましょう!
こちらの金型は現場のKさんに作って頂きました! 特徴的な顎が金型に掘られていますね~。金型からも気合を感じます!
それでは金型を使ってヒラタクワガタに命を吹き込んでいきましょう。モデルとなったヒラタクワガタの所有者ということで現場のIさんにプレス機を操作して頂きます。それではプレスの様子をどうぞ!
こちら実際に金型を利用してプレスした動画です! pic.twitter.com/N757nSKzHG
— 日新産業 株式会社 (@nissin_sangyo) April 12, 2024
めっちゃ格好いい…
完全に主役のカッコよさです。誰ですか。脇役とか言っていたの。昆虫界は今後カブトとクワガタの二大巨頭でやっていきます。
真鍮製ということもあって正に黄金のヒラタクワガタです。古代エジプトの遺跡から発掘されたアクセサリーと言われても信じてしまいそうな神々しさがありますね。ハムナプトラの新作に出てきそうです。
一人がヒラタクワガタを採ってきたことから自然発生したプロジェクトですが想像以上のクオリティの製品が出来上がりました。現場の方々も出来上がりを見て次は銅でもやりたい、他の色に塗装しようなど様々な案が飛び交っています。
もしかしたら第二、第三のプロジェクトがまた自然発生するかもしれませんね…その時はまたブログで報告させていただきます~。
(日新産業昆虫シリーズ)
それでは”カブトもクワガタも両方好き”HYでした~。
また次の記事でお会いしましょう~。