皆さんこんにちは。HYです。
テレビで観光地が特集されていると真っ先にSNSで混雑状況を確認してしまう悲しき習性があることに最近気づきました。一見すると賢く見えますが二の足を踏む理由を流れるように探している点がかなりマイナスです。えいやと踏み込む勇気もたまには必要ではないかと内省している日々です。
とはいえ混雑している場所にわざわざ行きたくないのもまた事実。
どこかに出かけたいが人混みは嫌だし…。この全人類が持つ我儘を解消する術は…
ありました。
VR(仮想現実)です。
VR元年だメタバースだと色々騒がれていましたが結局現時点ではそこまで普及はしていないことでお馴染みのVR機器。しかし意外にもMeta社が出したVRゴーグルのMeta Quest3の売れ行きは好調の様です。
VR元年と騒いでいた時期からうっすら興味はあったのですがお値段も高いしな…コンテンツはまだ充実じゃないでしょ…など理由をつけて購入を先送りにしていました。
そんな私も好奇心と「休日どこにも行かず部屋の片隅を見つめるだけの虚無人間になる恐怖」には勝てず4,5年の時を経てVRゴーグル(Meta Quest3)を購入。これぞえいやと踏み込む勇気です。
友人からVRを余すことなく体験したいなら「VRChat」を遊ぶといいよと助言を受けていた為、色々設定をしていざVRChatへ!
ちなみにVRChatとはFacebookやTwitter(X)のようなSNSを仮想空間に再現したようなサービスです。利用者は好きな外見を選んで色々な仮想空間で交流します。自分を恐竜みたいな見た目にしても良いし、高橋一生みたいな外見でも自由です。要はテレビゲームやアニメの世界に自分たちが住んで交流出来るみたいな認識で大丈夫です。
(ペンギンの恰好で水族館を練り歩くHYの図)
(ロボットの恰好で首里城を楽しむHYの図)
自分で好きな外見を設定して色々なワールドに行けるのは仮想世界の醍醐味ですね~。画像では楽しさが伝わりづらいですが360°全ての景色が一気に現実世界とかけ離れるので興奮します。VRってスゲーな。未来の技術だぜ。
しかし私が一番感動したのはこの世界の自治についてです。
このサービスにはユーザーが有志で作ったいくつものワールドがあります。
その中に初心者向けのワールドがあるので右も左もわからないユーザーはとりあえず訪問してみます。
そのワールドに降り立って数分ほど右往左往していると…
「何かお困りですか?初心者の方ですよね?」
突然他のユーザーに話しかけられます。どうやら経験者の様です。
はい、そうなんです…と返答すると懇切丁寧に操作方法からおすすめのワールド、VRでのマナーなどをみっちり教えてもらえました。
別にこの方は運営から給料を支払われているスタッフというわけではありません。ではなぜこのようなボランティア活動をするのかというと「VRChatを楽しんで欲しいから」
このサービスはお世辞にも初心者に優しいとはいえません。操作方法もわかりづらいしどうやって遊べばいいのかも特に説明なし。現実世界に説明書がないのと同じです。
操作もおぼつかないままプレイして面白さがわからず辞めていく人も多いです。そういった経緯もあり経験者は困っている初心者がいればなるべく声をかける文化が出来上がっていたのだろうと推測されます。
そうやって助けられた初心者が経験者となり、過去の自分と同じような初心者を助けに行く。
あまりにも綺麗な好循環、恩のバケツリレーです。「恩を返す」ことは勿論大事ですが「恩を回す」事もコミュニティを作っていく上では必要なのだなと改めて感じました。自分も恩のサイクルの一部になれるような人間になりたいですね…VRにえいやと踏み込むチャレンジをしてみて良かったです!
さてチャレンジと言えば…
日新産業のチャレンジ精神ですね!
お客様のご要望に応えられるよう会社全体で更なる技術向上を常に目指しています!
弊社には板金加工や樹脂加工、機械加工を可能にする様々な機械が揃いぶみですのでこんな試作品どうやって作ればいいのかわからない…といったお悩みがあれば是非お問い合わせください!
以上HYでした~。
それではまた~。