レーザ光の発振原理

●気体レーザ

気体レーザの場合、レーザ媒体となるガスを共振器内に封じ込め、そこに放電することでガス分子を励起しレーザ媒体であるガス独自の光を発光させます。

●固体レーザ

固体レーザの場合、レーザ媒体となる固体(結晶やファイバーなど)が吸収する波長帯を発します。
励起光源(ランプやLD(半導体レーザ))をレーザ媒体に照射すると、その光を吸収したレーザ媒体が独自の光を発光します(レーザ媒体が励起される)。図1

●レーザ発振の原理:発光

レーザ媒体から四方八方に発行せれます。図2

●レーザ発振の原理:反射

レーザ媒体が発した光が共振器ミラーで反射され、レーザ媒体に戻されます。そのため、レーザ媒体に戻されたた光によって更なる光を誘発しレーザ媒体の発光が増すことになります。このようにレーザ発振器では何度も共振器内で光の往復を繰り返して光を増幅させています。図3

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